ごめんなさい

祖母はもういないと言えば丸い目で
               小さな生徒は「ごめんなさい」と

おかわりの年齢では、普通は祖父母はすでに他界しています。でも、小さな生徒さんと話していたときのことです。久しぶりにおばあちゃんが遊びに来て、大喜びの生徒さん。「先生はおばあさんがいますか」との質問に「もういません」(注:初級)と答えると、目をまん丸くして「ごめんなさい。」と言ってくれました。それは文脈から言って、"I'm sorry."の直訳でした。そういうときは日本語では「お気の毒に」とか「かわいそうに」とか言うんだよ、と言いましたが、こんな小さくてかわいい子がお悔やみを言ってくれている(つもり)のに、訂正するのもとても気が引けました。

読んでくださってありがとうございます。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村