タイ料理のシェフ

タイからの学生は京でシェフとなり  
             夫となりて父にもなれり
 
十五年前と変わらぬ「先生!」に
             クラス持ちし日々よみがえりくる

まだ日本語学校に勤めていたころ、タイからの学生さんがクラスにいました。今ではタイ料理のシェフです。清楚ですてきな日本人の彼女がいて、日本語学校を卒業後、カフェレストランを開き、数年たってご結婚。とてもかわいいお嬢さんも生まれました。そのお嬢さんも、はや小学生。シェフが若い学生さんだったときから今の落ち着いたパパになられるまでは、おかわりの日本語教師人生と重なっています。彼の料理はとてもおいしくて、一年に二、三回、おかわり家四人で食事に行きますが、そのたび「先生!」と呼んでくれます。彼を教えていたのはもう15年ほども前になりますが、その「先生!」に、当時のクラスの様子がおかわりの脳裏によみがえります。

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