笙(しょう)

伝統は千三百年受け継がる
             雅(みやび)な音色の呼吸とともに

黒竹の束の足元無造作に置かれいて光る旭日褒章
 
雅楽で使われる「笙(しょう)」を作っていらっしゃる職人さんが、ご自宅の一室をミニ博物館として開放され、雅楽器について説明もしてくださいます。雅楽で使われる他の篳篥(ひちりき)や、お琴、太鼓なども展示されています。芸術家である生徒さんをお連れしたところ、大変興味を示されました。笙は、ハーモニカのように、息を吸いながらも出しながらも音を出すことができます。17本の竹を長短組み合わせ、音色を定めていく緻密な作業はまさに職人技。どっさりと立てかけられた細い黒竹の足元には、額に入った旭日章の勲章が、無造作に置かれていました。「山田雅楽器博物館」とおっしゃいます。
http://www.hiroope.com/KyotoTaiken/gagakkihakubutukan/index.html 
現在の観覧料は、大人一人千円です。

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